ニャチャンの濃い夜

2005/11/7
ブンチャーのお店をでて、ホテルまでフラフラとキックボードで帰ります。その時、路上にあるビアホイ(生ビールを飲ませるお店のこと)から声がかかって、「おい止まれ止まれ」と。基本的に「アヤシイマチ」という印象だった為、かなり警戒しながら見てみると、ご機嫌に酔っ払った兄ちゃんとおっちゃんが飲むぞ飲むぞと誘ってくれています。ちょっと一杯飲みたかったところだったので、思い切って合流。人なつっこくて、とってもおしゃべりな彼らと、たどたどしい英語+指差し会話帳(これは必須です)でよく解らないけど大盛り上がり。「ハッピー!」という掛け声とともに移動生ビールサーバから注がれたビールを果てしなく飲みまくります。
移動ビアサーバとピッチャー
どういう間柄なんだろうか
巨大なピッチャー生ビールを3つ頼んで全部で30000d。(240円)いくらかはぼられたのかもしれないですが、それにしても安い。ご馳走しましたよ、もちろん。いやあいい気分だ、「アヤシイマチ」なんかじゃないかもな、なんて思っていたところ、僕のカバンの口が開いていて、手帳と現金(450ドル)が入ったポーチがないことに気づきます。ああ、やられた。まいった。困った。お金はなんとか切り詰めれば、この先の旅を続けていけるだけは別にしておいてあったので、最悪しょうがないとして、手帳を失うのはかなり痛い。一気に酔いがさめます。あああああぁ。
ブチ切れながら「返せ返せ」といってみたり「頼む頼む」と懇願してみたりしましたが、知らんもんねそんなの、と軽くあしらわれて、粘ってみたけどもうダメか、と思ってトボトボホテルに。やっぱり「アヤシイマチ」だ、くそう。